「地震に備えて、非常食を備えたいけど。」
「乾パンだけでいいのかな?」
そんな疑問、ありませんか?
非常食選びって、コツがあるの、ご存知でしょうか。
実は、私。
東日本大震災で、被災した事があります。
今回は、被災経験を元に、非常食選びのポイントと、オススメの保存方法をご紹介します。
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非常食どれくらいあればいい?
最低でも、3日分用意しましょう。
可能であれば1週間分。
満腹になる量じゃなくてOK。
飢えが、凌げればいいです。
震災が起こって何日かは、物流が完全にストップします。
また、スーパーやコンビニで、購入する事も難しいです。
私が被災した時、コンビニは中に入るまで、1時間待ちでした。
しかも、中に入ったら、酒とガムしかありませんでした\(^o^)/
人口が多い場所では、避難所でも、全ての人に食べ物が行き渡らない、可能性もあります。
被災中の空腹は、かなり辛いです。
家族の分を、しっかり揃えてあげて下さい。
非常食選びのポイント
乾き物で揃えない
「非常食?乾パンとビスケットでいいよね!」
やってしまいがちな、チョイスです。
乾き物ばかりで、揃えてはいけません。
何故なら喉が乾くから!
東日本大震災で、被災した初日。
オバチャンは、乾パンで、飢えを凌いでいました。
口の中、パッサパサwww
「水が飲みたいぃ〜」
と思っても、水はとっても貴重。
ゴクゴクなんて、飲めません。
乾き物は、保存が効くし、片手で食べられるので、あれば便利です。
でも、乾き物だけで、非常食を揃えるのは、やめましょう。
水分を含んだ食品も、入れておくと、いざという時、助かります。
常温で、手を加えず、すぐに食べられる
常温で、開ければ、すぐ食べられる物は、非常に便利です。
非常食の中には、水やお湯を入れないと、食べられない物もあります。
水は、まだいいですが、お湯は、すぐ沸かせるとは限りません。
防災セットにカセットコンロを入れておいても、家が倒壊したり、家具が倒れたりして、使えない可能性もあります。
すぐに食べられる。
非常食にとって、大事な要素です。
長期保存できる
非常食は、ついつい仕舞いっぱなしになります。
我が家は、年に1度、非常食の賞味期限チェックをします。
賞味期限が短い物は、頻繁にチェックをしないといけません。
面倒なので、長期保存できる物を揃えましょう。
美味しい
非常食、食べた事ありますか?
購入したら、一度食べてみましょう。
美味しかったら、防災セットの一員にして下さい。
不味かったら、入れちゃダメです。
「美味しい」って、とっても大事な要素です。
被災すると、精神的にも肉体的にも、かなり応えます。
そんな状況で、不味いものを食べなきゃいけないのは、かなりしんどい^^;
美味しい物、入れてあげましょう。
自分の好きな食べ物
好きな食べ物は、絶対入れて下さい!
被災すると、食べられる物が、限られてしまいます。
食べたい物なんて、食べられません。
その状態が、数か月くらい続きます。
好きな食べ物が、非常食にあれば、少し元気が出ますよ。
非常食のオススメの保存方法
家の中に分散して保存する
非常食は、分散して家の中に保存しましょう。
一か所に集中させると、保管場所が崩れたら、一巻の終わりです。
我が家では、キッチン、寝室、外の物置に保存しています。
賞味期限が短い物、近いものはキッチンへ
賞味期限が短かったり、切れそうな物は、キッチンに置きましょう。
そうすれば、普段の食事に取り入れやすく、賞味期限の管理も楽です。
お菓子・缶詰は多めに
お菓子や缶詰は、普段から多目に買っておきましょう。
それだけで、非常食になります。
我が家は、缶詰はシンク下、お菓子はキッチンカウンターの棚に保管しています。
軽い物は高いところ、重い物は低いところへ
軽い非常食は高いところへ、重い非常食は、低いところへ保管しましょう。
せっかくの非常食。
重いものを高いところに置いて、落ちてきたら大変です。
また、軽い物を上に仕舞うことで、保管場所を分散できます。
仮に、缶詰の入っている棚が、開かなくなっても、軽い非常食は、食べることができます。
あれば安心、非常食
いかがでしたでしょうか。
非常食、置いてないご家庭は、是非、揃えてみて下さいね^^