小さな衣食住

「買わない暮らし・持たない暮らし」を目指すミニマリスト主婦のブログ。必要最低限の持ち物と消費で、地球に家族に優しい生活を目指しています。育児漫画もあります。

最低限のお金で、豊かに幸せに生きる『プレニテュード 新しい豊かさの経済学』レビュー


物を買って、すぐに捨てる生活。

 

ミニマリストになってからも、そんな生活を続けていましたが、

 

「なんか違う」

 

と、なーんとなく思っていました。

 

そんなある日。

 

『プレニテュード 新しい豊かさの経済学』を読みました。

うん。

やっぱりこの直感はあってた。

 

この本は、

 

「大量生産、大量消費、利益追求の世界を変えていこう。」

 

「お金が無いと、何もできない社会を変えよう」

 

「地球に、人にやさしい、持続可能な社会を作ろう」

 

という本です。

 

経済学用語が、たくさん出てきますが。

 

経済ちんぷんかんぷんのオバチャンにも、読めました。

 

お金が無くて先が不安な方、エコに興味がある方に、お勧めの本です。

 

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あらすじ

大量消費、大量生産を推し進め、急成長を遂げてきた世界。

けれど、成長は伸び悩み、経済は低迷するようになった。

 

かつての成長は、化石燃料がもたらした1度限りの成長であった。

 

環境を顧みない、現在の経済体制を貫けば、食料や資源は汚染され、更に、異常気象により、経済は壊滅的な被害を受けるであろう。

 

経済は、利益追求主義を脱却し、新しい成長方法を、取り入れなければならない。

 

環境を汚さず、貧しい人にも優しい、最小限のお金で、豊かに暮らす、

そんな取り組みが、各国で広がっている。

 

と。

 

ざっくりですが、内容はこんな感じです。

 

環境、労働、家庭、地域、貨幣など、様々な分野の取り組みや研究が、紹介されています。

 

どれも、とても興味深かったのですが、一つ一つ紹介するのは、難しい^^;

 

私の心に残った部分を、ちょっとだけ紹介します。

 

お金が無いと何もできない現代人

衣・食・住。

 

私も含め、現代人って、ほぼ、ぜーんぶお金で買ってますよね。

 

必要な物は、自分で作らない。

すべて、外部委託。

 

昔の人たちは、服を縫ったり、家を建てたり、作物を作ったり。

そういう事を、当たり前にやっていました。

 

オバチャン含め、今の世の中、こういう事ができる人って、すごく少ないです。

 

地産地消が世界を救う

今こそ、昔のような、個人や地域での生産・消費を行った方が良い、

と、この本は言っています。 

 

家庭内・地域内で、生活に必要な物を小さく作れば、輸送コストもかからず、無駄な廃棄も出ません。

 

万が一、輸入が止まったとしても、地域で自給自足していれば、切り抜けられます。

 

自給自足と言うと、朝早くに畑に出て、延々仕事をして、ヘロヘロになって帰ってくる。

という、すごくヘビーなモノを、想像しちゃいますよね。

 

でも、そこは科学技術で乗り越える。

 

例えば、農業なら必要な機械を自分で作って、それを使う。

材料は、安価に手に入る物を使うので、コストも、あまりかかりません。

 

ハイテク技術を利用することで、前近代的な作業からは、解放されます。

 

自分たちに必要な物を、自分たちで作って生活していく。

そういった世界の取り組みが、本著では多数紹介されています。

 

有名どころは、ファブラボ

ファブラボは、日本にもあるので、興味のある方は覗いてみて下さいね。

 

自分で作る技術を学ぶ方法

「自分の物を自分で作るなんて、すごく難しそうだし、できるのかなぁ。」

 

と、読んでて思ってしまったのも事実^^;

 

でも。

ちょこっと調べると、あちこちで、色んな講座をやってます。

 

例えば、電気。

 

電気を、自給自足する方法。

 

「藤野電力」さんでは、自然エネルギーから、電気をつくるワークショップが開かれています。

do it ourselves, Electricity | 藤野電力

 

初心者でも、できるみたいなので、ものすごく参加したくなりました。

参加費用も、素材込みで42,800円と安価!

そもそも、一人で全部をやろうとするなんて無理。

 

こういう、ちょっとした講座に参加して、知識を身につける方法なら、やりやすくて、いいんじゃないかなと思います。

 

少しのお金で豊かに暮らす社会を作る

ひとりひとりが、生活に必要な技術を身に着ける。

 

そういう人たちが、集まってコミュニティを作る。

 

そうして、外部に頼らずとも生きていける地域を作る。

 

本を読んでいて「理想郷だなぁー」と思ってしまいました。

 

オバチャンも、子供が大きくなったら、色々やってみたいな。

 

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お金があっても、幸せにはなれない 

コチラの本では、「お金だけでは、幸せになれない」ということも、研究結果を踏まえつらつらと書かれています。

 

人を幸せにするのは、「コミュニティ」と「自然」。

 

親しい人と共に過ごす、

 

自然とふれあう、

 

それだけで人は幸せになれます。

 

「お金がたくさんあっても、幸せにはなれない。」

ということが、長年の研究から、分かっているとか。

 

「お金が無いと、不安」

 

私は、なんとなくそう思いがちだったので。

 

なんだか読んでいて、嬉しくなりました。

 

 

お金は、最低限暮らせるだけあればいい。

 

家族と一緒に過ごす時間を、大切にしよう。

 

そう思いました。

 

国内の情勢が良くないので、不安の多い今日この頃。

この本のお掛けで、希望が持てました。

 

先が見えず不安な方に、お勧めの本です。